「突然の解雇予告、これからどうする?」「コロナ禍で解雇!?何すべきか分からない」という方に向けて、コロナ禍で解雇を言い渡されたアラサー女子memechanが実体験に基づいて解説します。
ハローワークに行く
失業保険(失業手当)について確認する
失業保険とは、失業した人が安心して生活できるかつ一日でも早く再就職ができるように求職活動の支援をするための給付です。
そのため、基本的な考え方として、職を見つける努力をしているにもかかわらず、就職ができない状態の人のための支援制度です。
支給対象かどうかについては、ご自身の住所を管轄するハローワークに相談することをおすすめします。
なお、私は会社から解雇を言い渡された次の日、ハローワークに失業保険の内容を聞くため電話をしました。
電話では大まかな内容を知ることができましたが、担当の方より直接ハローワークへ来てほしいとのことでしたので、その翌日にハローワークへ行きました。
失業保険の手続きについては、退職後に離職票を会社から受け取った後に動き始めます。
しかしながら、退職前に出来る限りの確認や準備をしておくことをおすすめします。
参考:ハローワーク公式ホームページ
公共職業訓練について確認する
公共職業訓練とは、求職者の再就職を目的として、就職に必要なスキルや知識を学ぶための訓練制度です。
受講自体は無料(テキストなどは自己負担)で、受講手当や通所手当をもらえます。
受講手当は40日を限度に1日500円、通所手当は自宅の最寄り駅から訓練会場までの往復分が対象になります。
公共職業訓練で受けることができるコースは各訓練実施会場によって違うため、詳しくはハローワークのHPなどで確認してください。
京都の場合、2021年6月はオフィスソフト科やDTPデザイン科、介護サービス科などのコースが開校されています。
参考:厚生労働省公式ホームページ
税金関連の準備をする
健康保険
退職後すぐ企業に就職しない場合、役所で下記3つのどれかの手続きが必要です。
a. 任意継続健康保険
※退職日の翌日から20日以内に行う必要あり
b. 国民健康保険
※退職日の翌日から原則として14日以内に行う
c. 家族の健康保険(被扶養者)
参考:全国健康保険協会公式ホームページ
公的年金
退職後すぐ企業に就職しない場合、国民年金
※退職後14日以内に行う必要あり
税金関連
退職後すぐ企業に就職しない場合、住民税の支払いが必要になってきます。
忘れた頃に支払い書が届いて「払えない!」とならないためにも、事前に払うべき金額は別のお財布などに入れておくことをおすすめします。
また、確定申告が必要になる方もいるかと思いますので、確定申告が必要になるかは事前に確認しておきましょう。
確定拠出年金制度
iDeCoを運用している方は、変更手続きが必要になりますので下記ホームページを参考に手続きを行ってください。
参考:iDeCo公式ホームページ
退職後について計画する
将来について考えてみる
解雇と言い渡されて気が動転して、1週間経っても心が落ち着かない方もいるかと思います。私もその一人です。
しかし、何事もポジティブに考えてみると、実は最悪の状況も意外と良い機会だったりします。
私の場合、今の会社では皆勤賞だったため有給がすべて余っています。
大変ありがたいことに、有給を連続で取っても良いとのことなので免許合宿に行こうと計画しています。
合宿期間は、ひとりで自分の人生を見つめ直し、転職活動にも取り組む予定です。
昨日も解雇のショックと将来の不安で大泣きしていたのですが、いまは良い面にも目を向けようと努めています。
(本音:そうでもしないと、どん底からずっと戻ってこれなさそう🐑)
履歴書・職務経歴書の作成
ハローワークの担当の方にも、まずは履歴書と職務経歴書の完成を目指しましょうと言われましたので、作成に取り掛かります。
会社都合で解雇される場合、面接時に解雇理由を詳しく聞かれる可能性もあるようです。
解雇理由が不明な場合は、退職前にきちんと確認しておくようにしましょう。(できれば文面で)
転職エージェントに登録
転職エージェントへの登録もお忘れなく。
現在の市場価値やどういった業界が求められているかなど情報集めのためにも是非登録することをおすすめします。
さいごに
コロナ禍に、会社都合で解雇されるアラサー女子が1週間以内にした、3つのことについて解説しました。
備えあれば患いなしです。
ぜひこの記事を参考にしていただき、私と同じような状況の方が解雇後にも安心して次の仕事を見つけられることを願っています。