コロナ禍での会社の倒産。
そんな厳しい状況から立ち直れたのがこの制度、公共職業訓練(離職者訓練)でした。
この制度によって、人生における大きな決断ができたことに感謝しています。
「とにかく転職をすべき?」もしくは「ずっとやりたかったことを仕事にするべき?」結果、私はWEBデザイナーの学校に通うという選択をしました。
この記事では、公共職業訓練(離職者訓練)とは何か、公共職業訓練(離職者訓練)を受けるまでの流れについてまとめます。
公共職業訓練(離職者訓練)について
公共職業訓練(離職者訓練)とは?
公共職業訓練は大きく分けると a. 離職者訓練 b. 在職者訓練 c. 学卒者訓練 の3つがあります。
この記事では、a. 離職者訓練 について説明します。
離職者訓練は、簡単に言うと雇用保険を受給しているハローワークの求職者が受講できる訓練です。
あくまでも訓練の最終目的は「就職をすること」です。
そのために、仕事で実際に使えるスキルや知識を学ぶことができます。
訓練期間はどのくらい?
訓練期間は3ヶ月~1年間です。
どんな訓練があるの?
事務系からIT、建設や介護など幅広く用意されています。
参考:厚生労働省 地域毎の訓練情報ページ、ハローワーク 訓練検索・一覧ページ
訓練を受けるためにお金はかかる?
公共職業訓練は基本的に無料です。
ただし、テキスト代は自己負担です。
私の受講しているWEBデザインの訓練は約1万円でした。
受講する学校や地域によって金額は少しずつ違いますので、ご自身の予算に合った学校を見つけることをおすすめします。
公共職業訓練(離職者訓練)を受けるまでの流れは?
ハローワークで求職申込み・職業相談
ハローワークに行って公共職業訓練に興味があることを伝えます。
公共職業訓練を行っている学校は地域にもよりますが、いくつか選択肢がある場合もありますので、自分にとってベストな学校を選びましょう。
私の場合は、会社が倒産したこと・今後の展望などをハローワークの担当者に伝えたところ、公共職業訓練があることを教えてくれました。
県内の学校だけでなく、県外の学校も視野に入れることが可能です。
訓練の受講申込み
受講したい学校が見つかったら、申し込みのための必要書類を作成します。
書類はハローワークでもらうことができます。
書類が完成したら、ハローワークに提出し、ハローワークの担当者が学校に提出してくれる流れです。
その後、自身で学校に電話をし、面接日の予約をします。
面接・筆記試験等を受験
学校によっては、面接だけでなく筆記試験を受ける必要があるところもあります。
合格発表
私の学校は、面接日から2週間ほどで合格通知が書類で送られてきました。
WEBデザインの学校は倍率が高くなる傾向があるようで、私の学校は募集人数30名に対し約60名の応募があったようです。
受講スタート!
無事に合格をすると、受講スタートです。