つみたてNISAって何?分かりやすく説明してみた(基礎編)

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2019年6月に世間を騒がせた「老後資金2000万円不足」問題をきっかけに、資産の人生設計について改めて考え直したり、今までは頭にもなかった資産運用について考え始めたりする人も多いのではないでしょうか。
memechanもその中の一人です。父からつみたてNISAの存在を教えてもらったのもちょうどこの頃でした。
「つみたてNISAとは?」「つみたてNISAの運用を考えているけど、何から始めればいいか分からないから不安」という方に向けてこの記事を書きました。

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つみたてNISAとは

つみたてNISAとは、2018年1月から国が始めた制度のことです。
少額からでも投資を始めることができるため、投資が初めて!という方でも挑戦しやすいです。

つみたてNISAの3つのポイント

つみたてNISAは始めやすい

日本在住の20歳以上で口座を持っているもしくは口座開設ができれば誰でも始めることができます。
※0歳~19歳でも、ジュニアNISAというものがあります。

手数料が安い

つみたてNISAの販売手数料(購入時と売却時)は、”0円(ゼロ)”と政令で定められています。
そのため、信託報酬(投資信託を保有している間にかかる手数料)のみが手数料としてかかってきます。
つみたてNISAは中長期での運用を推奨されていますので、信託報酬は低水準なものを選んだ方が理にかなっています。
なぜなら、毎日100円を貯金し、それを30年間続ければ36,000円です。いくら低水準な手数料とは言え、「ちりも積もれば山となる」ですね。

非課税(所得税がかからない)で運用できる

投資信託をして一定金額以上の利益を得ると、税金を支払う必要があります。2021年現在の税率は20.315%です。(メ―🐑)
当然、確定申告も必要なので、手間がかかります。
しかしながら、つみたてNISAは毎年40万円まで、得た利益が非課税になります。
非課税で投資ができる期間は、最長20年です。

貯金ではなく、つみたてNISAを選ぶ理由

元本が割れる可能性があるのは、つみたてNISA

貯金の場合、額面の元本が割れる(元になるお金が下回る)ことは、ほぼないでしょう。

一方、つみたてNISAは価格変動が起こります。そのため、元本が割れてしまう可能性があります。
(例:つみたてNISAの場合、元本100万円が元本割れして80万円に減ってしまう可能性があります。)
しかしながら、経済は長い目で見たときに右肩上がりで成長し続けています。
だからこそ、つみたてNISAを運用する場合は、20年、30年と長い期間でコツコツ続けることが大切です。

複利の恩恵を受けられるのは、つみたてNISA

複利とは、つみたてNISAの運用で得た収益を再び投資することで、利息(+)が利息(+)を呼び、雪だるま式にお金が増えていくイメージです。

たとえば、大手銀行でも定期預金の利回りは0.002%くらいのところが多いです。
長期投資で考えたときに、つみたてNISAは定期預金に比べ、利回りも高きく上回ると言われています。

金融庁のHPでは、資産運用シミュレーションができます。
つみたてNISAを運用することで、将来いくらになるのか気になる方はぜひ活用してみてください。

ほかにも、前途しましたように、つみたてNISAで利益が出た分については一定期間非課税になる特徴もあります。

さいごに

最近よくニュースや街中でも耳にするけど、つみたてNISAってなんだろう?という方のお役に立てれば幸いです。
なお、投資はあくまで自己責任ですので、計画的に始められることをおすすめします。

この記事が参考になったという方は、ぜひTwitterなどでシェアしてくださいますと今後の励みになります。

参考サイト:金融庁(つみたてNISAの概要

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