つみたてNISAの銘柄を選ぶために知っておきたい4つのこと

nisa meigara お金

つみたてNISAを始めるためには、金融機関の選択が必要になりますが、そのあとに待ち構えてるステップは銘柄選びです。
銘柄とは、取引する株式のことを指します。
「金融機関は決まったけど、そのあとどうするの?」「銘柄って何?」「どうやって銘柄を決めればいいか分からない」などと悩んでいる方に向けて、つみたてNISAの銘柄を選ぶために知っておきたい4つについて解説します。

スポンサーリンク

つみたてNISAの銘柄数

つみたてNISAで投資できる銘柄数は、193本あります(2021年5月19日時点)。
すべての金融機関で193本の取り扱いをしているわけではないので、注意が必要です。
例えば、楽天証券では現在172本の中から選ぶことができます。
特にmemechanのような投資初心者の場合、大切な投資資金を150本以上の中から「これに決まりだ!」と瞬時に選択することはかなり難易度が高いと思います。

投資信託は大きく分けて2つ?!

つみたてNISAの投資信託には、「株式に投資する投資信託」と「バランス型(資産複合型)」のふたつがあります。
株式に投資する投資信託はその名のとおり、株式に100%投資します。
バランス型(資産複合型)は株式だけでなく、債券やREIT(不動産)などいくつかの資産を組み合わせて運用を行います。

つみたてNISAの運用方法の種類は?

信託投資の運用方法は「インデックスファンド」と「アクティブファンド」に分けることができます。
インデックスとは指標、ファンドとは投資信託を指し、別名パッシブファンドとも言われます。
つまり、インデックスファンドでは、投資信託の値段が日経平均株価(日経225)の指数と同じ値動きをするような運用を目指します。

一方、アクティブファンドでは指数を上回る運用を目指します。
どちらが良いかは、ご自身がつみたてNISAを運用する目的や期間などによって判断されると良いです。
余談ですが、英語のパッシブ(passive)は受動的を、アクティブ(active)は能動的を意味します。

銘柄を選ぶまでの流れ

memechanが実際に銘柄を選んだまでの流れをご紹介します。

つみたてNISAを運用する目的と期間を決める

まず、つみたてNISAを運用するに当たり、運用目的と運用期間について考えます。
目的と期間をはっきりさせておくことで、経済が最悪の状況になったとしても自身の考えにブレを生じないようにすることができます。
memechanが決めた目的と期間は下記です。

目的・・・20年後の資産形成のため、早期リタイアFIREを目指す
期間・・・長期間(非課税期間の20年間を無駄なく活用する)

「やりたくないことリスト」を作る

次に、つみたてNISAを運用をする上でやりたくないことリストを作ります。
memechanの場合は、「リスクを取ってまで大きな利益を求めることはしない」などを考えました。

だいたいの運用方法を決めておく

1と2を考えたら、目的やリストを基に「株式に投資する投資信託」もしくは「バランス型(資産複合型)」のどちらにするか、また、運用方法については「インデックスファンド」もしくは「アクティブファンド」のどちらにするかについて考えます。

銘柄を選ぶ

さいごに、約200種類の中から銘柄を選びます。
memechanの場合、銘柄については以下3つから情報収集を行いました。
・金融庁や証券会社のHP
・YouTube
・ブログ
情報の偏りを避けるため、一つの情報源だけで判断することはおすすめしません。

また、集めた情報はGoogleスプレッドシートにまとめて、後からでも確認できるようにしました。
実際のシートの一部を下記に載せています。
※シート内の情報は2020年5月時点ですので、最新のものはご自身でお調べください。

さいごに

つみたてNISAの銘柄を選ぶのは重要なことです。
しかしながら、目標達成のために、無理なく計画的につみたてNISAを運用することを考えることがまずはとても大切だと思っています。

ひとりでも多くの方にこの記事が参考になれば幸いです。

タイトルとURLをコピーしました