「気にしすぎちゃう自分をどうにかしたい」「どうすれば気にしすぎないようになれる?」という方に向けて、気にしすぎないために「しない」3つのことを解説します。
気にしすぎないために「しない」3つのこと
自己否定をしない
気にしすぎちゃう自分に気付いたとき、もしくは他人から指摘されたとき「あぁ、私はなんてダメな人間なんだろう」と考えてしまうことはありませんか。
私は、周りの友人や家族から「気にしすぎだよ!」と言われることが何回かありました。
私のために指摘してくれる相手は、決して傷つけようという気持ちでかけた言葉ではないと思います。
しかしながら、自分が「気にしすぎちゃう」性質だということに気付いているからこそ、更に「気にしすぎちゃう」のです。
最終的には、知らぬ間に自己否定を繰り返していました。
最近になって、だんだん気付いたんです。
「気にしすぎちゃう」ことが、必ずしも悪いことではないということに。
セルフ・コンパッション(self-compassion)という言葉を知っていますか。
直訳すると、セルフ=自己、コンパッション=思いやり。
セルフ・コンパッションとは、「自分への思いやり」を意味します。
もともとは仏教の概念ですが、現在は臨床心理学にも取り入れられている考え方です。
「気にしすぎちゃう」自分を正しいか正しくないかで判断するのでなく、まずは自分を優しく受け入れてみます。
出来るのであれば、「気にしすぎちゃう」自分の性質を信頼できる相手には伝えてみてください。
自分に厳しくしない
これは私の経験ですが、自分に厳しいとき、周りにいる人に対しても厳しくなりがちです。
例えば、多忙な毎日でストレスが多いときに仕事でミスすると、つい「どうして肝心なときにミスしちゃうんだ!」と自分に対し厳しくなることがあります。
そんな時に、レストランでウェイターの方がうっかり私の注文を間違えたりすると、表面上では「大丈夫ですよ!」と言いつつ、心の中では「なんでミスするんだろう」と思ってしまうことがありました。
ウェイターの方もミスをしたくてした訳ではないからこそ、そんな意地悪な感情を抱いた自分に嫌気がさします。
そうならないために、自分に優しくなるように心がけます。
予期しない失敗をした時は、一旦ゆっくり呼吸をつくようにしています。
ストレス解消のための呼吸方法は、日本成人病予防協会の公式ホームページでも紹介されているので参考にしてみてください。
呼吸で心を落ち着かせたあとは、「まあいっか!」と口にします。
すべて一人でやろうとしない
仕事や日常生活で、一人で抱えてしまっていることが多かったりしませんか。
例えば、誰かと一緒に住んでいる場合、掃除も料理の支度もゴミ捨ても、全部一人でやってる。
仕事でお願いされると断れず、気付いたときには一人で頑張りすぎてしまう。
そんな方は、周りの人に小さなことでも良いので助けを求めてみてください。
「気にしすぎちゃう」という方であれば、相手の気持ちを考えながら上手にお願いができると思います。
自分で抱えすぎてしまうことで、心がいっぱいいっぱいになってしまいます。
誰かに助けを求めることは、決して悪いことではありません。
さいごに
「気にしすぎちゃう」アラサー女子のmemechanが、「気にしすぎちゃう自分をどうにかしたい」「どうすれば気にしすぎないようになれる?」という方に向けて、気にしすぎないために「しない」3つのことを解説しました。
あくまでも一個人の意見ですので、これらを「しない」ことで全ての方の悩みが解決するということは、残念ながら難しいでしょう。
しかし、同じような境遇の方にとって、この記事が少しでも参考になれば幸いです。
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