田舎移住の失敗談!?アラサー独身女子がテレワークを始めた3つの理由とその結果

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ここ1年、2年の間に、日本でもテレワークが急激に浸透しました。
場所を問わず仕事が可能になったからこそ「田舎に移住しようかな」「都会のスピードに疲れたから、田舎でのんびり暮らしたい」と考えている方も多いのではないでしょうか。もうすでに田舎移住に向け、動き出している方もいるかもしれません。
そんな方々へ向け、2020年1月に都心部から田舎移住したアラサー女子の私が、テレワークを始めた3つの理由とその結果について解説します。

田舎移住後、テレワークを始めた3つの理由

職場まで片道3時間のときも?不便すぎる交通手段

私の住む地域の電車は、だいたい1時間に1本間隔で電車がきます。
自宅から、勤務先までの電車の所要時間は約1時間20分。
内、乗り換えが1回でした。さらに、滋賀県の琵琶湖沿いは強風だと遅延は当たり前です。
電車に1本乗り遅れるだけで、次の電車を長時間待たなければならないという悪夢が待っています。

東京の中心部に住んでいる場合、電車に1本乗り遅れてもだいたい数分後には次の電車がきます。
そのため、「電車に乗り遅れるくらい」などと、イメージがつきにくい方もいるのはないでしょうか。(以前の私です🐑)
実体験からお伝えすると、「不便だ」と感じる日々が続くと、通勤時間がもったいない!と気付く時がきっときます。

この話しをすると、車で通勤すればいいんじゃない?という質問をされることがあります。
場所によりますが、車を持っていたとしても、中心地へ行ける道が一本しかないこともあります。(まさに私の地域🐑)
一本しかないと、平日の朝と夕方は特に渋滞がひどく、電車の方がマシということもあります。

身体的にも精神的にも天候に左右されやすい

気温差や天候にあまり変化がない地域でしたら、特に問題ないでしょう。
しかし、山に囲まれている地域の天気は、驚くほど変わりやすいです。
私の地域は、基本的に雨の日が多く、冬には雪が積もります。
30年近く生きてきて、雪が積もっているために数日間も自転車に乗れなくなる経験がありませんでした。
昨年の冬は大変苦労したので、できれば冬は都心部に戻りたいと思うほどです。(結構本気🐑)

天候が自分に合っていないと、身体が重くなったり怠くなったりするだけでなく、精神的にも落ち込みやすくなります。

人と接することが少なくなり、コミュニケーション能力が下がる

田舎移住をして、初めに危機感を感じたのは、人と関わることが少なくなることに対してです。
若い世代が少ないため、相当コミュニケーション能力に長けていたりしない限り、なかなか友だちを作ることが難しいです。
私の場合、田舎移住から2ヶ月が経った頃、ちょうど田舎暮らしが慣れてきたくらいに「あれ!?どうやって人とコミュニケーションを取るんだっけ?」という気持ちになりました。
そうなると、寒い雨の日に、長い時間をかけて職場まで行くことだけでも一苦労なのに、そこから慣れない土地かつよく知らない人たちと働くことが苦しくなってしまったんですね。
「不便」「悪天候」「ストレス」という3つのマイナスが重なって、結果、テレワークという選択をすることになりました。

田舎移住後、テレワークを始めた結果

テレワークを始めたことで、時間を無駄にしているという考えがなくなりました。
また、嫌な天気の日は可能な限り家から出ない、天気が良い日はベランダで仕事をするなど、本当に身体が楽になりました。

そして、対人関係のストレスがうんと少なくなりました。
テレワークという働き方を選択して、心から良かったと感じています。

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さいごに

田舎移住後、テレワークを始めた3つの理由について解説しましたが、決して皆さんを不安にさせたいわけではありません。
住む場所や働く場所、ご自身のストレス忍耐力にもよるかと思いますので、私が挙げたものがすべての人に当てはまるとは一概には言えません。

では、なぜこの記事を公開したか。それは、田舎移住前の私がこの記事の内容を知っていたら、辛い思いをせずに済んだと考えたためです。
田舎移住前に、テレワークができる会社に転職することもできましたが、その選択はしませんでした。
というよりは、田舎移住後の想像が想像を超えていたため、考えもつきませんでした。
だからこそ、「田舎に移住しようかな」「田舎でのんびり暮らしてみたい」などと考えている方の参考になれればと思い、この記事をまとめました。

私のような失敗をしないためにも、あなたに合った勤務スタイルについて、田舎移住前に改めてよく考えられることを全力でおすすめします。

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